ちょっと前のこと、劇団の座長さん(団長)がSL広場にいたわけです。女性一人でなにやってるんだろって、近づいたら。 どうも劇団の公演宣伝みたい。
すっごく楽しそうな顔してて、若そうなんだけど団長さんだって。
へー なんかやってくださいよ。 写していいですかーって言ったらいいって。YOUTUBE出しちゃいますよ。
映画男はつらいよ、フーテンの寅さんのメロン事件のシーンを即興でやってくれくれました。ちょっとだけだから。
寅さんの映画では、レギュラー出演者がみんな個性の強い人ばかり。年齢も違う男女が出るシーンを一人で再現できるんでしょうか。
「男はつらいよ 寅次郎相合傘」山田洋次原作監督 松竹映画のシーン
そんな団長が、前売り券を売っていたので買っていました。
結構前だったんで、 ちょっと忘れていたのですが、思い出してさっき見てきました。
新宿から、小田急線普通電車で二駅。 初めて降りた駅は参宮橋駅 細い道を数分あるき。 まわりは中華とか、7-11コンビニとか。 そして、郵便局の前の小さなビルの地下。
パイプ椅子が100個くらいかな、並べられていて。
夜の回だったから少し席が余っていて、舞台セットは畳風に丸テーブル。 玄関と階段だけ。
えー 何が始まるんだろう。
で、2時間半の公演はあっというま。
俳優さんはみなさん個性的。 ちょっと大人の話もあって、ボケもずれていない感じ。
事前の案内では、回りを気にせず吹き出してくださいといっていました。良くわかる感じ。 笑いのつぼがたくさんあって、人に選んでもらいたいような、観客の個別の笑いを確かめるようなシーンが盛りだくさん。
シーンのピリオドは暗転なので、想像力をかき立てます。誰がどう配置されるかな。 たったひとつの舞台をとても上手につかっています。 しゃべりの無い演技者は、今の流行?のストップモーション。 マネキンチャレンジの練習もしたのかな。しゃれた演出を感じさせます。
音や、光でごまかさない生演技の醍醐味を味わえました。 今度行くときは早めに行って一番前に座りたい。
帰り道すがら、カップルが口々に言う、「おもしろかった。すごかった」という声がきこえていました。